2013年01月06日

ハッピーバースデイのその前に

誕生日をきくのは難しい。なぜ難しいのか。
たぶんきく動機が問題なのだ。
下手をすれば祝う約束をするのと同じになる。

約束は義務ではないかもしれないけれど、なんだか変だ。
約束をした時点で、半分くらい
お祝いが済んでしまうような気がする。
誕生日の当日を忘れて恨まれたりしたら全く割に合わない。

しかしながら、やはりきいておかない限りは祝えないわけで……。
ジレンマとはこれのことであろう。

こんなときたとえば、僕は全然勉強したことがないけれど、
星占いという手はどうだろうか。

「誕生日で占いたい」が建前で「誕生日をききたい」が本音。
祝う義理が発生しない。
ちゃんと誕生日にハッピーバースデイを言えるというわけ。

考えてみると、これは占いの応用ではなく、基本かもしれない。
そう、たとえば――実はデタラメを言うのだとしても、
相手の手に触れたいとき、手相を見るという形式を借りたら、
……男らしくありません。

あなたの誕生日はいつですか?
posted by みずすまし at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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