2013年01月15日

いつかのことば まとめ131〜140

その131

私があの人を諦められるなら、あなたも私を諦められるはずでしょ。
私、あなたの恋人になるわけにはいかないんだ。

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その132

今日は今日のない人生について考えてみる。
ああ、人生には今日みたいな日があるんだ。

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その133

あのときの歴史のテストを100点にしてきます。
博士、タイムマシンを作ってください。

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その134

夜の散歩。レンコン畑のそばを通ると何かが飛び込むような音がする。
推測だが、さっきの雨でたまった水がハスの葉からこぼれたのだろう。

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その135

私の忘れたパスワードがあなたには私だった。
なんかさみしい。

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その136

王子が頷くと――、
眠り姫は語り始めました、百年かけてみた夢の話を。

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その137

無限大からカウントダウン。
今日までのみちのりは永遠。

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その138

金太郎のお墓のそばに木がありました。
どこを切っても年輪が金太郎なのです。

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その139

駐車場駆け寄るふたり、男は荷物を置いて両手を広げる。
女は男の腕の中に、飛び込むかと思うとドロップキック。

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その140

人は自分が愛した以上の愛を想像できない。理解することができない。
ぼくは愛されていた。すくなくてもこのくらい、もしかするともっと。

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posted by みずすまし at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩と断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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