2013年01月15日

いつかのことば まとめ141〜150

その141

この道はいつか来た道。あのときもたしか道路工事していた。
サグラダ・ファミリアが完成する日もたぶん工事は続いてる。

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その142

欲しいものは何でも手に入った。本当に欲しいのはそれじゃなかった。
家来を呼ぶ王さま。本当は家来に呼ばれたいのに。

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その143

熊に馬のぬいぐるみをあげると、それはもう熊のぬいぐるみです。
これが熊と僕の共同経営しているぬいぐるみ工場の秘密なのです。

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その144

石がとどかなかったとき、
岸辺に波がとどいている。

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その145

借り物競争一着でした。眼鏡を貸してくれたおじさん、どこですか。
急いでいたせいか、顔を思い出せません。見つけて欲しいんだけど。
ああ、おじさん。おじさんの眼鏡は僕が持っています。

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その146

ミイラ男よ、他人をおまえのようにすることをおまえは望むのか。
それではドラキュラと同じだぞ。

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その147

ちり紙交換に出したあと、最後のピースが見つかった。
あの日から、2999ピース足りないジグソーパズル。

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その148

盗んだあの人はなにも知らない。羽衣をまとうとだれでも天女になる。
あしたわたしは濡れ衣をまとわなければならない、あの人の代わりに。

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その149

尻尾を振るぼくと、手を振るにんげん。
にんげんは雪の道を帰って行きました。

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その150

プレゼントがなくてもぼくはサンタを信じただろう。
誇らしくそりを引く、赤鼻のトナカイが美しいから。

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posted by みずすまし at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩と断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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